300億ドル規模のRWAトークン化ブーム、DeFiにはほとんど浸透せず
概要
現実資産(RWA)のトークン化市場は300億ドル規模に達していますが、そのうちDeFi(分散型金融)プロトコルで活発に利用されているのは24.7億ドルに過ぎません。国債ファンドやマネー・マーケット・ファンドなどの多くのRWA製品は、厳格なKYC、転送制限、発行者による管理といった許可制アーキテクチャで設計されており、AaveやUniswapのようなオープンなDeFiプロトコルとの互換性がありません。Ondo、Morpho、Centrifugeといったプラットフォームはコンポーザビリティ(構成可能性)の高い資産の提供を試みていますが、業界内では規制された閉鎖的な金融市場と、オープンなDeFi市場への二極化が指摘されています。現状のRWAは、オープンなDeFiの担保というよりは、規制されたチェーン上の金融インフラに近い性質を持っています。
(出典:CryptoSlate)