BIS、トークン化がホールセールクロスボーダー決済を改善できると表明
概要
国際決済銀行 (BIS) は、プロジェクト「Project Agorá」の試作を通じて、ホールセール型のクロスボーダー取引において「アトミック決済(全か無かの決済)」が可能であることを実証したと発表しました。この取り組みは、決済遅延やカウンターパーティリスクといった既存の課題を、中央銀行が自律性を保ちつつ相互運用可能なプラットフォームで連携することで解決しようとするものです。
本プロジェクトには7つの中央銀行と40以上の民間金融機関が参加しており、新たにカナダ銀行も加わりました。法的調査により、参加全管轄区域で決済の最終性が確保できることが確認されました。今後は、プライバシー保護技術を維持しつつ、反マネーロンダリングや不正検知などの機能を強化し、実通貨を用いたテストへと移行する予定です。
(出典:The Block)