Ledger、米国IPO計画を棚上げ、プライベート資金調達を検討:報道
概要
ハードウェアウォレットメーカーのLedgerは、市場状況が芳しくなく、仮想通貨関連の新規株式公開(IPO)に対する投資家の意欲が低下しているため、米国でのIPO計画を延期したと報じられています。同社は700万台以上のデバイスを販売し、1000億ドル以上の顧客資産を管理しており、当初は40億ドル以上の企業価値での米国IPOを目指していたと伝えられています。これは、2023年の資金調達ラウンドでの15億ドルの評価額を大幅に上回るものでした。報道によると、Ledgerは潜在的なIPOに関してゴールドマン・サックス、ジェフリーズ、バークレイズなどの金融機関と協議していましたが、SECへの登録書類(S-1)は提出していませんでした。代わりに、情報筋はLedgerがプライベートでの資金調達を選択する可能性があると示唆しています。CEOのPascal Gauthier氏は、ニューヨークが仮想通貨資本の世界的なハブとなっていることを認めています。IPOは保留されていますが、Ledgerは最高財務責任者(CFO)の採用や機関投資家向け事業のニューヨーク拠点の設立など、米国での事業拡大を続けています。この決定は、ビットコインやイーサリアムの価格下落、取引量の減少など、仮想通貨市場全体の低迷期に行われました。Krakenのような他の仮想通貨企業もIPO計画を一時停止しており、BitGoの最近のIPOでは株価が公開価格を下回っています。2014年に設立されたLedgerは、個人投資家から機関投資家まで幅広い顧客に対応するインフラプロバイダーへと成長し、2025年には過去最高の収益を記録しました。
(出典:Crypto Briefing)