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ビットコインの「パワープロジェクション(勢力投射)」は米軍にとって何を意味するのか?

Bitcoin Magazine
米軍がビットコインのプルーフ・オブ・ワークに注目するのは、サイバー空間における抑止力と勢力投射のためのツールとしての可能性からです。

概要

米インド太平洋軍(INDOPACOM)は、ビットコインのプルーフ・オブ・ワーク(PoW)プロトコルを「パワープロジェクション(勢力投射)」のための有用なサイバーセキュリティツールとして評価しています。MITフェローでありINDOPACOMの顧問も務めるJason Lowery氏は、著書『Softwar』の中で、ビットコインのエネルギー集約的な性質が「マクロチップ」のように機能し、デジタルネットワークに物理的な安全保障をもたらすと論じています。このモデルは、攻撃者に高いコストを強いることで(「Hash Cash」と同様の仕組み)、DDoS攻撃や偽情報などの脅威に対する抑止力となることを目指しています。しかし、この理論はビットコインコミュニティ内で物議を醸しており、ビットコイン独自のプロトコルを外部ネットワークの保護に適用することの実現可能性や、中国で製造されるハードウェアへの依存による地政学的リスクを懸念する声も上がっています。

(出典:Bitcoin Magazine)