新しいウォレットがフォークなしでビットコインの量子リスクに対処する方法を提供
概要
Postquant Labs は、Arch Network を活用して量子コンピューティングのリスクを軽減する新しいビットコインウォレット「Quip Network」を発表しました。Jameson Lopp や Paul Sztorc といった開発者が提案しているソフトフォークやハードフォークとは異なり、Quip は Layer 2 アプローチを採用しています。これにより、ビットコインのベースレイヤーやコンセンサスルールを変更することなく、WOTS+(Winternitz One-Time Signature)という後量子署名スキームを実装することが可能になります。
このプロジェクトは、プロトコルのアップグレードに要する 5 年から 10 年という遅延を回避し、即時の保護を提供することを目指しています。Layer 2 ソリューションでは取引のブロードキャスト時に公開鍵が漏洩する可能性があるという批判もありますが、Postquant Labs は、この手法によって量子攻撃の窓口を約 20 分間にまで短縮できると主張しています。同ウォレットは来週リリース予定であり、現在は第三者による監査が進められています。
(出典:CoinDesk)