Googleの量子研究により攻撃リスクが深刻化、RippleはXRPL強化の期限を2028年に設定
概要
Rippleは、2028年までにXRP Ledger (XRPL) をポスト量子暗号へ移行させるための多段階のロードマップを発表しました。これは、Google Quantum AIによる最新の研究を受け、約50万個の物理量子ビットを持つ量子コンピュータが現在のECDLP-256暗号を解読できる可能性があることが示され、攻撃のリスクが現実味を帯びてきたことによるものです。
移行は4つの段階で行われます。まず「Q-Day」に備えた緊急時対応計画、2026年前半の研究と性能測定、2026年後半のDevnetでのハイブリッド試験、そして最終的な本番環境への移行です。ポスト量子署名は現在のものよりサイズが大きくなるため、ネットワークの速度、ストレージ、帯域幅への影響が大きな課題となります。
Rippleは、XRPLが持つネイティブな鍵更新機能などの既存の設計が、他のブロックチェーンと比較して移行を容易にする可能性があると述べています。また、Project Elevenと協力してバリデーターレベルの実験やベンチマークを実施し、インフラのボトルネックを早期に特定することで、スムーズな移行を目指しています。
(出典:CryptoSlate)