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イランのステーブルコインの生命線は爆撃を乗り切った

BeInCrypto
イランの暗号資産インフラ、特にUSDTへの依存度は、最近の空爆でストレスを示したものの崩壊せず、その不可欠性が証明されました。

概要

2月28日の空爆に先立ち、米国はイラン当局が制裁回避に暗号資産を利用していないか調査しており、2025年のイランの暗号資産取引量は80億ドルから100億ドルに達したと推定されていました。分析によると、イラン中央銀行やイスラム革命防衛隊(IRGC)関連団体によるステーブルコインの利用が顕著であり、2024年には英国登録の2社がIRGCウォレットに数億ドルのステーブルコインを送金していました。

空爆によりイランのインターネット接続は約99%低下し、暗号資産取引量は数日で80%急落しました。イラン中央銀行は、リヤル(イランの通貨)の暴落を遅らせるため、重要なUSDT対トマンの取引を一時停止しました。取引所はストレスに見舞われましたが、TRM Labsはシステムが「失敗ではなく、ストレスの証拠」を示したと評価しました。この出来事は、USDTがイランの金融システムに深く組み込まれ、制裁回避の重要な手段となっていることを裏付けました。

その後、金融活動作業部会(FATF)は、ステーブルコインが2025年の全違法暗号資産取引量の84%を占めたとする報告書を発表し、発行体に凍結や上場廃止の機能を導入するよう求めました。この状況は、USDTが合法的な国境を越えた支払いに有用であるという特徴が、制裁回避の手段としても選ばれるというパラドックスを浮き彫りにしています。これは、イランの暗号資産への依存が深まるにつれて、西側諸国が対処しなければならない結果です。

(出典:BeInCrypto)